根府川石の価格や特徴を解説

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墓石の概要

根府川石

 正式名称
根府川石
 原産国
日本(神奈川県)
 吸水性
 圧縮強度
― N/mm2
灰色がかった独特の茶色
 値段
高い高い
 特徴
板状に割れる、きめの細かい安山岩です。小松石によく似ています。

墓石の特徴

根府川石は、神奈川県小田原市根府川で産出される、単斜輝石斜方輝石安山岩です。「ねぶかわいし」とも、「ねぶかいし」とも読みます。溶岩流が固まってできたもので、岩盤状節理が発達し(なめらかに弯曲した面で、板状に割れる)、「へげ石」ともいわれます。火山岩・凝灰岩が含まれることもあります。色は灰黒色で緻密、斑紋はなく、薄板状に剥離します。もとは箱根古期外輪山溶岩で、白糸川(根府川の西方)の中流、高度340mの地点の、この川を横切る岩脈から流出したものとされており、海岸まで扇状に分布しています。

川の南北で石質が異なっており、川の南側が墓碑用、北側が石碑用に使用されてきました。
根府川石は天正年間(1573-1591)に開発が始まり、原石表面が美しい板状であることから、関東の銘石として、庭園材料、板碑、標識などに用いられてきました。明治期に洋風建築が盛んになると、テラスや厳寒、外壁、敷石貼石、等に根府川石が利用され、一時ブームにもなりました。その後、昭和初期の戦時体制下で、実用石材としての需要が激増、戦後は砕石として使用されるようになりました。根府川で産出されていましたが、近年は北側の米神の谷で採掘されるようになり、現在採掘されているかは確認が必要です。

肌目は割肌、墓石によく使用される小松石の風合いによく似ていますが、小松石の方は根府川石のように綺麗な板状で採れることはありません(噴出時期は小松石よりも根府川石の方が古いと考えられています)。また、根府川石には、墓石の原石になるような肉厚な石材はあまりとれず、墓に使用される時は、墓碑などの石塔以外の素材として多く使用されてきました。造園用の用途が多く、現在も造園には欠かせない石材として重宝されています。
灰色がかった茶色は独特の色彩で、角ばった形をしており、表面の光沢はなめらかで、つるんとしています。飛び石などに使用されるときは、濡れると滑りやすくなります。使用の仕方により、洋風にも和風にも合います。

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