親族以外の知り合いのお墓に入る事自体は、法的に何らかの問題があるわけではありません。
ただし、管理している会社によっても異なっていますし、宗旨によっても扱いは異なっているでしょう。
管理している霊園が何らかの理由で禁止しているということも考えられますから注意が必要です。
お寺の場合には、明確に何かを定めているというわけではありませんが、習慣的に禁じている場合もあります。
ですから、念のために確認しておく必要はあるでしょう。
また、宗旨によっては禁止している事もありますし、まったく気にしないこともあります。
納骨をすること自体に重きをおいていない宗教もありますから、その場合には単に遺骨をおいておく場所との判断がなされます。その場合にはあまり気にする必要はなく、誰でも同じ墓に入る事ができます。
このような点については宗教上の解釈などが必要となってきます。実際には僧侶や神主さんに納骨をしてもらう事になると思いますから、事前に確認をしておいたほうが良いでしょう。
古くからの日本の習慣としては特に問題はないと考えられますが、念のために確認は必要です。
それとともに、心情的な面にも配慮することが必要です。法的に問題がないからと言っても、やはり親族の了解を得る事は必要となってくるでしょう。誰かが反対したのであれば、同じお墓に入れるわけには行かないでしょう。
ですから、親族でしっかり話し合って、そして全員が気持ち良く納得できるように配慮しなければなりません。
お墓に関しては相続の時にトラブルになってしまうということもありえることです。トラブルが起こってしまわないようにするためには、やはり全員が納得できるような形にするべきなのです。
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