最近、お墓のことで、改葬という言葉をよく聞く様になっています。
改葬とは、一度葬った遺骨を別の場所に葬り直すということを言います。
たとえば、地方に先祖のお墓があった場合、両親が健在だったり、墓地を見る人間が若いときはいいですが高齢になってお墓を守れないというときに、たとえば自宅に近所など、別の場所に葬り直すことをいいます。
改葬には、故郷の墓地からご遺骨を取り出す閉魂供養をまずやらなくてはならずその後に新しい墓地にご遺骨を納めるときときに開眼供養というものをしなくてはならないのです。
その費用もかかりますし、僧侶に支払われるお布施というものも必要になります。
さらに故郷の墓地を更地に戻すための費用や墓石の撤去費用なども掛かるのです。つまり墓地の移動ということでもかなりの費用がかかります。
具体的にういくらかかるのかというのは、正確な金額はその地方によってもさまざまです。
お布施ひとつとってもみても、地方と都内ではまったく金額も違います。
都内のほうが、墓地を購入するのも費用がかかりますが、地方は、しきたりもちがいます。
僧侶に供養してもらう回数というものも、まったく違うので、一概にこのくらいの費用ですとはっきり明記できるものではないのです。
とくに、墓地関係の費用という費用は、あってないようなものがとても多いです。
ですから、墓地を移動するということを考えてみたときは地方の相場と都内の相場や移動する場所に相場を事前に調べておくということも必要になってくるのです。
ネットでおおよその相場でしたら簡単に調べることができるでしょう。
さらに、地元の人に聞いてみるというのも参考になると思います。
いずれにしても、よく準備して決めたほうがいいでしょう。
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