新しくお墓を作るためには墓石代・工事費、永代使用料、管理費の大きく分けて3種類の購入・支払が必要になります。
まず、墓石代と工事費です。墓石代は使う石の種類や石の量などによって異なりますが、安くても数十万円から数百万円かかります。
水の吸収率の良い、白っぽい石ほど低価格であり、水を吸収しにくい色の濃い石ほど高価です。
また最近は墓石にデザイン性を高める加工を施す(墓石に文字を掘ったり、模様をつけたりなど)人が増えていますが、加工をするとさらに料金がかかります。
墓石にかかるコストを抑えたいというのであれば、加工はせず、国産の墓石よりも中国産の墓石を選ぶと国産の墓石よりもコストを抑えることができます。
工事費はだいたい墓石にかかった金額の3割から4割程度が一般的です。墓石代・工事費ともに各石材店によって異なりますから、お店に確認が必要です。
次に、「永代使用料」です。永代使用料とはお墓を建てる土地を使用するのに必要なお金です。
広さや地価によって価格が上下しますが、一般的には都心部ほど永代使用料は高くなり都心部から離れるほど永代使用料は安くなります。
また同じ広さでも都心部と都心部から離れたところでは値段が倍も異なることがあります。
永代使用料は一般的には数万円かかるので、永代使用料を抑えたいという場合は都心部から離れた郊外などの墓地・霊園を利用するとローコストで利用できます。また、永代使用料を支払っても土地を購入したことにはなりません(転売は不可能です)。
最後に管理費です。
これは墓地や霊園を維持するのに必要で、料金は各墓地・霊園によって異なりますし、土地の広さによっても異なります。年間数円円から1万円しないくらいが相場です。
このように新しくお墓を作るのに数百万円、作ったあと維持し続けるためには年間数千円から1万円程度の支払が必要です。
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