浄土真宗とは?その意味を解説

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浄土真宗の意味

浄土真宗とは

浄土真宗は、日本で広く信仰されている宗教の一つで、宗祖は親鸞です。親鸞は、約800年前に京都に生まれています。若くして父母を亡くし、その後、世の無常とは何かを思い知らされた親鸞は、9歳で出家し、比叡山へ向かいました。ここで親鸞は僧侶となり、29歳まで法華の教えを学んでいたと言われています。その後、法華の教えには心から感銘できず、下山。その後、京都の法年上人から教えを受け、浄土宗の信者となりました。その後、90歳で亡くなるまで、現世で生きている全ての人が幸せになれるための道へ多くの人を導き、阿弥陀仏の願いを説き続けました。

法年上人が築いた教えは浄土宗ですが、その後法年の弟子となった親鸞が、浄土宗を継承し、独立した宗派「浄土真宗」として作られていったと言われています。浄土真宗で大切にされているお経は、大無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経の3つです。大事にされているお経は、浄土宗と浄土真宗であまり大きな違いはないように思われますが、三部経の中で特に大無量寿経を重視しているところに親鸞の独自性が反映されていると言われています。

また、法然は南無阿弥陀仏と唱えさえすれば全てから救われると説いたのに対し、親鸞はそれに加え、自力に頼る精神を捨て、阿弥陀仏そのものに称えさせられている自力ではない他念が人を救うことを主張しています。

大無量寿経について

大無量寿経は、大経とも言われて親しまれています。釈迦は、お経のはじめで、この世に生まれた目的は、全ての人を絶対的幸福へと導くため、と言及しています。この考えを出世本懐経と言い、本当に言いたい根本の考えが記されています。出世本懐経が書いてあるのは大無量寿経のみですので、そのほかのお経は大無量寿経に付随してできたものと考えられています。

浄土真宗は、親鸞によって作られ、三大目の覚如上人によって要約され、八代目の蓮如上人によって全国的に普及することとなりました。浄土真宗では、この3人を、真の教えを説いてくれる仏教の先生として善知識と呼び、浄土真宗の軸としています。親鸞が説いた教えは、教行信証に全てが記載されています。これが、浄土真宗の根本的な教えとなる本であり、親鸞が50代の頃に完成しました。この本は、「よろこばしきかな」で書き始まっており、「よろこばしきかな」という同じ言葉で締めくくられています。喜びがいたるところにあらゆる言葉を用いて表現されている教行信証は、現代においても多くの人の心を動かし、浄土真宗の教えを確かなものとしています。

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