お経とは?その意味を解説

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お経の意味

お経とは

お経は、仏教との人達が、仏の教えを請うために読む経典のことを表します。キリスト教の人は教会で聖書を読むように、仏教の人達はお経を読むのです。仏教の教えは、釈迦如来によって口頭で伝えられてきました。しかし、お釈迦様が亡くなった後、今まで教わった教えを本にして残そうと、数百人の弟子達が集まって作られたものが現在のお経となっています。

お経の不思議な効力

お経には人の心を落ち着かせる力があり、それを功徳があると言います。功徳があるというのは、日常わきおこる様々な邪念から解き放たれ、心が澄んだ状態になることです。また、体に患っていた病気がなくなり、健康になるといわれています。神へ仕え、迷えるものを救うことで、世界を公平で素直な目で見ることができるのです。つまりお経を読んで教えをこうと、優しくなったり思いやり精神が強くなったりすると言うよりも、自分自身のもともとあった無の心にたどり着き、世界をまっさらな目で見ることができるようになるという力があるようです。無の境地に辿りつくことができれば、世に蔓延する雑多な感情から解き放たれ、まるで奥深い森の中にいるような心持になります。お坊さんが修行のために山奥に向かうのは、そこには何者にも縛られない自然がただ生きており、無の境地が存在しているです。ただ自然と一体化することだけに集中し、自分をただの受け皿とする。邪念を取り払い、余計な感情が生まれない無の心を手に入れる。これができるようになったものだけが修行を終えることができ、仏教の教えをみなへ説くことができます。
仏教には、浄土真宗や日蓮宗、真言宗など様々な宗派に分かれており、それぞれにお経というものが存在します。どの宗派を信じるのかは、生まれた家系や修行したお寺によります。

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