命日は、人が死んだ日のことを言います。命日という言い方は、一周忌以降に使用されることが多く、また、故人が死んだ日にちを月命日と言います。仏教では、この月命日に供養を行います。遺族や親族を呼んで大々的に行うことはあまりありませんが、毎日のお供え物を少し豪華にしたり、長くお経を唱えたりして、いつもよりも強く故人を想う習慣があります。命日とは別に忌日というものがありますが、これは四十九日に故人が仏となる日まで定期的に法要を行うものですので、命日とは異なります。忌日は四十九日が開ければ終了しますが、月命日は基本的に終わりはなく、その日にちが訪れれば同時に月命日が訪れます。
月命日には、お坊さんを家に来てもらい、お経を唱えてもらう家もあります。毎月月命日を機とし、故人を想い、お釈迦様の教えを説いてもらうことは先祖として大事なことです。ただし、月命日は平日に当たる可能性が高く、なかなか全員集めて行うことは難しいと思われますので、第〇週と決めて供養を行うのも一つの手かと思います。
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