お墓の形は宗派や地域によって異なりますが大きく分けて4種類あります。
1つ目は「和型墓石」と呼ばれるタイプです。和型墓石には仏式・神式の2種類あります。
まず仏式は、上台・下台と呼ばれる二段の台の上に仏石(竿石)と呼ばれる縦長の墓石が乗せられているのは同じです)。現在日本において最もスタンダードなタイプと言えます。
また、仏石(竿石)にはスキン加工、蓮華加工、亀腹加工など縁起を担いだデザインの加工を施すことも可能です。オリジナル墓石ほどではなくても、スタンダードなデザインの中でも自己表現を行うことができます。
次に神式ですが、「雨の叢雲の剣」を模したデザインが一般的であるとされています。
2つ目は五輪塔です。こちらは和型墓石よりも歴史が古く、平安後期から鎌倉時代にかけて一般的とされていたデザインです。無縫塔、宝塔、宝篋印塔、層塔の4種にデザインが別れています。
3つ目は「洋系墓石」です。戦後一般的になったと言われています。日本の縦長の墓石に対し、こちらのタイプは横長です。
一段ないし二段、三段の墓石の上に横長の墓石が上向きあるいは地面と垂直に乗せられています。
キリスト教関係者などに用いられている形ではありますが、最近では宗教に関係なくこの横長のお墓を好む人も増えています。色は白・黒・灰・赤(茶色味がかった色)の4種が一般的です。
4つ目は洋系墓石を模したオリジナルの墓石です。こちらのタイプは、従来のデザインを保ちながも曲線を多く取り入れたり、文字や模様を刻んだりすることが可能です。
中には本を模したデザインにすることも可能なので、オリジナリティ溢れる墓石を作ることが出来ます。色も白・黒・灰・赤に限らず選ぶことができます。
このように お墓他の形には多種多様であり、どれを取っても自己表現に秀でたオリジナリティ溢れるものを作ることが可能です。
北海道・東北 |
|
関東 |
|
甲信越・北陸 |
|
東海 |
|
関西 |
|
中国・四国 |
|
九州 |