小割りとは?その意味を解説

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小割り(こわり)の意味

小割り(こわり)とは

小割りは、石を切るための方法の一つです。大きな岩から墓石を切り取る際の工程の一つで、火薬を詰めて岩を採取する”大割り”の手順の一つですので、まずは大割りのご説明をいたします。大きな岩に、ドリルで穴を開け、火薬を詰め込みます。火薬は、黒色火薬やダイナマイトが主に使用されます。その後、火薬に電気あるいは導火線にて着火させ、爆発させて岩を破壊します。破壊してもまだ大きな固まりとなっている岩に関しては、さらにドリルで穴を開け、セリ矢を打ちます。セリ矢は、断層に沿って打ち入れるときれいな割れ目になると言われています。ここできれいに割れるかどうかは、職人の目と技術にかかっています。セリ矢を打つことで、岩は綺麗に割れます。このようにして、岩を小さく割っていくことを小割りと言い、加工できる大きさまで小さくしていきます。

ある程度まで小さくなった石は、最終的にはノコで切断されます。この時点でも石の目を読むことが重要になってきます。要所要所見ていけばあまり大きな違いはないように思われますが、この小さな技術の違いが積み重なることで、石の質が大きく変わってきます。加工はまた別の技術屋さんによって行われますが、石の仕上がり具合は職人の手で触れれば分かる程に顕著だそうです。現在では、石を切るための大きな機械などが出てきておりますが、やはり職人の目で確かめなければ分からない場所も多く、石割りの技術は大きく人間の目と技術に影響しています。人間の手や目を使用することは手間がかかることではありますが、素材の良さが求められる石の世界では、いつまでも人間の技術が大切にされることでしょう。

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