開眼供養とは？その意味を解説

開眼供養とは

開眼供養とは、新しく立てたお墓や仏像、仏壇などに対して、僧侶を招いて尊い魂を注入する儀式をことをいう。「入魂式（にゅうこんしき）」、「魂入れ（たましいいれ）」、もしくは「開眼法要（かいげんほうよう）」とも呼ばれることがある。お墓に関しては、墓石が建設されると、でいるだけ早く開眼供養をした方がいいとされている。儀式をおこなうことで、お墓や仏壇などが成仏された精霊にとって安らかに安眠できる特別な場所になるという意味合いがある。

由来・起源について

開眼供養はもともと、仏像が新たに作られたときの最後の仕上げとして、眼を書く儀式としてはじまり、その後その他のものに対してもおこなわれるようになった。

マナーについて

開眼供養をおこなう際は、僧侶の手配をし日程を確定させた後に、招待客にはがきなどで招待状を出すのが一般的。彼岸の時期は大変混み合うことが多いため注意が必要。また、儀式の後は、食事を振る舞うことが多い。出席者は礼服の着用が好まれるが、ない場合は黒などのダーク系の服装でも可。