曹洞宗とは?その意味を解説

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曹洞宗(そうとうしゅう)の意味

曹洞宗とは

曹洞宗は、800年程前に道元禅師が中国から日本へ伝え、瑩山禅師が全国へ広めたと言われています。曹洞宗は、お釈迦様より伝えられてきた正伝の仏法を根本に掲げている宗派です。座禅を行うことにより、心身共に安らぎを得るということおが、仏の姿に近づくことであると考えられています。座禅の精神は、生活の全てを表しています。安心して穏やかな生活を送るために座禅を行い、今の生活に素晴らしい価値があることを見出すという考え方で成り立っています。

私達は、日々いち人間として生活を送っていますが、時として穏やかな気持ちを忘れ、苦しみや悩みに苛まれる日々を送ってしまいがちです。これは、この世に生を受けた真の尊さを忘れ、或いは気付かずに好き勝手な生活を送っているからです。この世に命を受けたということに感謝をし、いのちを大切に、そして、他の人を大切にすることにより、仏の心が見えてくると言います。曹洞宗は、この教えを座禅を通して教えてくれます。曹洞宗の宗歌は、「花のあしたに片頬笑み 雪の夕べにひじを断ち 代代に伝うる道はしも 余処に比類は荒磯の 波も得よせぬ高岩に かきもつくべき 法ならばこそ」というものです。お釈迦様の正しい教えが、ずっと長い時間をかけて伝えられているという事と、その教えがいかに尊いものなのか、という事が表現されています。

正法眼蔵と伝光録

曹洞宗の基本経典は、正法眼蔵と伝光録の2つです。正法眼蔵は、道元禅師が23年間をかけて説かれたものを記載した本で、お釈迦様から受け継がれた正しい教えについて、その全てを収録してある書です。この本は、現代においても評価が高く、最高の宗教書とも言われています。正法眼蔵は全95巻から成り立っていますが、道元禅師が100巻に仕上げたいという想いがあったことから、道元禅師が亡くなった後、弟子達によって編集されています。伝光録は、瑩山禅師が説いた内容が書かれており、加賀の大乗寺で説いた教えを側近の弟子が書き記したものと言われています。瑩山禅師の教えが、中国、インド、日本の53人の祖師達の教えにどのように反映されているのかを、過去の伝記などを引用しながら瑩山禅師の教えへ繋げている宗典です。

日用経典について

日用経典は、主に般若新経が使用されています。600巻からなる般若経の精神を簡単にまとめたものになっており、たった262文字で綴られているものです。膨大な教えの中から大切な言葉を抜き出して繋げ、わずか262文字で表わしている文章には、曹洞宗の真髄が表現されています。この経典は、日本の殆どの宗派で読まれていることもあり、大変奥の深い言葉です。真言宗に出てくる大日如来が物理的に存在していないとされているように、この経典では「空」という概念が存在しています。何もないという意味ではなく、「全てのものには物理的な実体は存在しない」という非常に哲学的な考えです。

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