お墓の小物類の種類【墓石ナビお役立ちコラム】

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お墓の小物類の種類

これから墓石を購入しようと考えている方の中には、墓石本体だけを購入するものと考えているのではないでしょうか。墓石代には、墓石本体に加えて付属品を含む小物類も含まれているのです。

しかし、一般的に墓石の付属品とは何か、具体的に把握できていないケースが多いでしょう。また、小物類の種類や墓石に必要な物が何か、分かりにくいところです。墓石の小物類は、香立や花立など様々あるので、墓石を購入する前に確認することが大切です。

墓石購入後に、必要な小物類を購入し忘れていると二度手間です。各付属品が見積内容に含まれているか把握するためにも、付属品の名称や役割について覚えましょう。

そこで今回はお墓の小物類をはじめ、墓石の付属品について名称や役割、費用などについてご紹介していきます。

お墓の小物類とは

冒頭でも触れましたが、お墓に必要な物は墓石本体だけではありません。香立などの小物類を含む、付属品も購入・用意する必要があります。
しかし、普段の生活で墓石の小物類について、名称や形、役割について知る機会は少ないです。そこでここでは、一般的なお墓に用意する小物類について、特徴や費用についてもご説明していきます。

香立もしくは香炉

お墓の小物類1つ目は、香立もしくは香炉になります。香立は、お線香をお供え・あげるための石材でできたものです。お線香をあげるために必要な小物ですので、墓石を購入する時に項目に入っていない場合は、忘れずに石材店へ相談しましょう。

以前の香立は、お線香を縦に立てられるように作られた形状が主流でしたが、現在は箱のような形状となっており、横に寝かせる形状も多いです。また、宗派によってお線香のあげ方が異なるので、宗派ごとの作法を確認した上で香立・香炉の形状を選ぶといいでしょう。

香立・香炉の価格は、一般的に5000円から購入できるタイプから5万円など1万円を超えるタイプもあります。また、石材やステンレスなど材質も異なりますし、デザインも異なるので予算と宗派、好みから選ぶのもおすすめです。

花立

お墓の小物類2つ目は、花立と呼ばれる付属品になります。花立とは、お墓にお供えする生け花を立てるための、縦長な形状の物です。名称だけ聞くと分からない方もいるかと思いますが、多くの方がお墓参りの際に掃除のために触れることや、見ているでしょう。

花立がなければ生け花をお供えできないので、墓石を購入する際に香立と共に付属しています。また、石材店や仏具販売店では、花立単体でも販売しているので老朽化による破損や、劣化などがあれば別途購入可能です。

花立はステンレス製やプラスチック製など、様々な材質があり費用も材質や形状によって幅があります。比較的安価な花立は1000円以下のものもありますし、ステンレスや石材の場合は1万円や3万円など価格帯です。

水鉢

お墓の小物類3つ目は、水鉢と呼ばれる水をお供えするための器になります。墓石と一体化した水鉢もあり、その場合は墓石本体を購入するだけで問題ありません。

また、水鉢の設置位置は、墓石の手前側が一般的でお線香をあげる位置に近いです。また、形状は平面形状の中心にくぼみがあり、その場所に水をお供えます。

墓石と一体化している場合は石材でできていますが、別途購入する場合は石材だけでなくステンレス製で販売されていることもあるので、費用も変動するのが特徴です。

また、デザインや形状も豊富で、石材にくぼみをつけたタイプやコップのような形状の水鉢など様々です。価格はステンレス製の場合は、1500円台〜5万円台で設定されていることが多いでしょう。

塔婆立

お墓の小物類4つ目は、塔婆立(とばたて)と呼ばれる卒塔婆を支えるものです。人によっては小物類と感じにくいかもしれませんが、後述でご紹介する付属品と比較すると軽量で価格もリーズナブルですので、小物類としてご紹介します。

塔婆立は、薄く長い形状の木材でできた卒塔婆を風で倒れないようにするため、縦に長く挟んで固定できるような形状になっています。

具体的には両側に縦長のポールのような棒があり、その間を繋ぐように棒が上下に接続されている形状です。風で倒れることや、その他の影響で飛ばないように、傘立てのような仕組みで卒塔婆を立てかけます。ですので、横方向から力が加わっても倒れません。

塔婆立は墓石と一体型になっている場合もあるので、購入前に墓石の形状を確認しましょう。また、一体型の場合は石材で作られていますが、単体で販売している場合はステンレス製やステンレス製+土台は石材、木製の場合もあります。

価格は8000円や、7万円など幅広い価格帯で展開しているのが特徴です。また、数万円の場合は、材質が石材の傾向になります。

ローソク立て(灯篭)

お墓の小物類5つ目は、ローソク立て(灯篭)になります。文字通りローソクを立てるための付属品で、いわゆる灯篭です。ローソク立ては基本的に墓石と一体型ではありませんので、別途購入する必要があります。

2個1セットで販売されていることが多く、デザインや形状は多種多様な点が特に特徴です。材質は石材の場合が多いものの、ステンレス製や耐熱強化ガラス+石材(土台)、ステンレス製+石材(土台)など、石材以外の材質もあります。

ただ、お墓に設置するローソク立ては、邪気を払うなどの理由から灯さなくても良いといった考え方もあります。

価格はサイズや材質によって1万円以下や、30万円台の場合もあるので、予算やサイズ・デザインなどによって検討してみましょう。

お墓には小物以外の付属品も多数ある

お墓の付属品には、花立や水鉢などの小物類だけでなく、中・大型のものもあります。これから墓石を購入する時は、こちらの付属品についても事前に確認するのがおすすめです。
それでは、小物類以外の付属品についてもご紹介していきます。

外柵

小物類以外の付属品1つ目は、外柵(がいさく)になります。外柵とは、墓石の周りを囲む石でできた柵のことです。役割としては、隣の墓石との境界線を明確にするためでもあります。また、敷地面積によっては、納骨堂としての役割もあるのが特徴です。

外柵は人の手で運べるサイズ・重量ではありませんので、石材店が墓石工事と同時に設置工事を行います。また、外柵にもいくつかのデザインがあり、敷地面積によって形状も異なります。

墓石工事と同じく基礎工事から始まり、砂利の敷き詰めや設置工事などで50万円前後の費用で販売していることが多いです。また、石材店によっては墓石とセットで販売しているケースや、墓石本体と別にしているケースもあるので、購入予定のお店がどのスタンスか問い合わせてみましょう。

拝石

小物類以外の付属品2つ目は、拝石(はいせき、おがみいし)です。拝石とは、墓石の正面・手前に敷かれている平らな石材のことを指します。

墓石の下に納骨している場合は、拝石が蓋になっているので外して、ご遺骨の納骨などを行います。また、お墓参りの時など、土や砂利ではないので拝みやすい側面もあり、様々な点で必要といえるでしょう。

拝石は、墓石と同じ材質・材料を用いるのが一般的ですので、基本は石材です。また、納骨堂が地下にある場合は、拝石で蓋をするだけでは雨水などが侵入するため目地止めを行います。

お墓に関連する小物類や付属品は多数あるので見積時に確認すること

今回ご紹介したお墓に関連する小物類と、比較的大きな付属品は基本的な内容ですので、これ以外にも付属品として販売されているものがあります。
ただし、最低限必要な付属品としては、ローソク立てや香立など、ご紹介した小物類で見たいしています。これから墓石を購入する方は、見積内容に墓石以外のどのような付属品が付いているのか、そして不足しているものが無いか必ず確認しましょう。
後から追加購入するのは二度手間ですので、石材店とよく相談するのがおすすめです。

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