悪徳石材店の手口について【墓石ナビお役立ちコラム】

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悪徳石材店の手口

石材を安全かつ安心して購入するためには“良い石材店”と“悪い石材店”をうまく見極める必要があります。
せっかくお墓を建てようと思っても悪徳業者に掴まってしまっては良いものが建てられないどころか、最悪の結果になってしまう事もあります。

そこで、今回は“悪徳石材店がいかにして消費者をだますのか”についてご紹介していきたいと思います。
皆さんが悪徳石材店に騙されないためにもぜひ、ご参考にしていただけますと幸いです。

1.悪徳石材店の手口とは?

悪徳石材店に騙されないためには相手の手法を知ることが重要になります。
相手が人をだます手段を知ることでそれに対する対抗策を講じる事が出来るのです。

悪徳石材店の主な手口は以下の通りです。

  • きちんとした相談・打合せをさせない
  • 書面での契約が無い
  • 高額工事のはずが大幅な値引きをしてくる
  • 石材の品質や説明を怠っている

以上それぞれのポイントについて細かく見ていきましょう。

きちんとした相談・打合せをさせない

お墓業界に限ったお話ではありませんが、工事業者や販売店が消費者に相談に乗らないというのは基本的にとても怪しい会社のポイントです。
冷やかしで来る客に関して相談に乗らないのは企業の権利ですが、大半のお客様はそうではありません。
きちんとした理由があるお客様に対して誠意ある対応を取らないのは言語道断です。

悪徳石材店の特長として、お客様の話を聞かずに自分語りや石を無理やり売りつけてくるような会話に持って行くことが多く見受けられます。
これはお客様の思考を止めて購入する意思を作り上げる悪徳企業の王道的手法です。

驚くべきことに、墓石には相場というものが無く、石の値段は石材店の言い値でほぼ決まってしまいます。
そういった業界のルールを悪用して、値段をわざと吊り上げることも行います。施主は墓石の値段に詳しくないことがほとんどだと思います。そういった方々をだます手法です。こちらもとても多く使われる手法なのです。

また、高級な石材を無理やり売りつけてくる手法も良く使われるようです。素材自体はとても高級な石材に変わりはないのですが、品質に問題がある場合が多いのです。利益率の高い石材を無理やり売りつけてくる方法も同じく施主が注意しなければならないポイントです。

書面での契約が無い

墓石は会社の言い値で金額が決まると前項でお話ししました通り、基本的にはとても高価なお買い物になります。そういった高額なお買い物には“契約書”が付き物です。
契約書無しに高いお買い物をするのは気が引けますよね?

その他にも金額見積書や墓石の図面など、契約にはいくつかの書類が付随してきます。
それらをお客様は自分の目で確認してから契約に踏み切るというのが普通です。

しかし、悪徳石材店ではこういった書面を一切用意することなくその場での契約を迫ってくることがあります。
工事や契約は所謂「言った・言わない」が多分に発生するものです。
その際に必要になってくるのがそれらの書類なのですが、書類なしに契約してしまえば、最初に言われたことと後で言われたことに齟齬があってもこちらは泣き寝入りです。

そういったことが起こらないためにも、契約書類を起こさない石材店には注意が必要です。

高額工事のはずが大幅な値引きをしてくる

前項でもお話ししましたが、墓石工事は少なからず高額になってしまいます。
たとえば石材店が出してきた見積もりに対し、高いなと思いお断りをしたときに大幅な値引きを行ってきた場合、注意が必要です。
若干の値引きや端数切りであれば割とよく見られますが、石材工事を大きく値引くことは基本的に不可能です。
そんなことを提案してくる場合は、どうしてもそのお客を逃がしたくない時や在庫を売り払ってしまいたい場合しかないのです。

大幅な値引きが出来るという事は、元々それほどの価値しかないものを高額で売りさばこうとしていたという事でもあります。
こういった理由から注意が必要なのです。

また、極端に費用が安い会社にも注意が必要です。
墓石は値段と品質が直結しているものなので、あまりに安い会社で施工してしまうと、それ程度の石しか使われず工事も手抜きの可能性があります。

石材の品質や説明を怠っている

現在日本で使われている墓石の多くは中国産です。
中国では品質の良い石が安価に入手できることで、日本国内でも比較的安価に流通しています。

もちろん国産の石材も流通していますが、国産の石は比較的高価なため、品質がほとんど変わらない中国産が好まれているのです。
しかし、悪徳石材店はこの安価な中国産石材を国産の高級石材として販売していることがあるのです。

石の善し悪しは消費者には分かりにくいため、品質はどうなのかきちんと業者に問いただすのがとても大事です。

2.騙されないための対策とは?

前項では悪徳石材店の特長についてお話してきました。
騙しの手口がわかったところでそれらに対する対策をここではご紹介していきます。

消費者ができる対策は以下の通りです。

  • 墓石工事を見せてもらえるか確認する
  • 石材の品質や産地を細かく聞いてみる
  • 契約書や図面を出してもらえるかきちんと確認する

以上それぞれのポイントについて細かく見ていきましょう。

墓石工事を見せてもらえるか確認する

悪徳石材店は工事を手抜きで行う事があります。
使う材料を少なくしていたり施工自体が雑だったりと挙げると枚挙に暇がありません。

特に基礎工事は目に見えない部分の工事になるので、手抜きをするには持ってこいです。
そういったことを防ぐために「工事を見学させていただけますか?」と聞いてみましょう。
その際に口ごもってしまう業者は疑う必要がありますし、仮にOKしたとしても騙し抜けると思っているかもしれません。

そんな事態に備えて工事内容はきちんと確認しておく必要があります。こちら側が工事内容をわかっていれば、不自然な動きがあった際にも現場できちんと確認する事が出来ます。

石材の品質や産地を細かく聞いてみる

悪徳業者は石材についてあまり詳しくないことがあります。
産地や石の特性、吸水率など墓石として使うにあたって大事なポイントはいくつも存在します。そういったことを一つずつ打合せ時に訊くことで、相手が本当に石材に関して詳しいのかが分かり、またこちらのわからないことも解決します。

石材店が分かっているべき情報を質問するのは真贋を見極める武器になります。

契約書や図面を出してもらえるかきちんと確認する

「悪徳石材店の手口」の項でもお話ししましたが、契約書や図面、見積書を出してこない会社は悪徳である可能性が大です。
そういった会社と遭遇した際にこちらが出来ることは、“書類が出せるのかを確認する”事です。特に契約書は取り決めを交わす大事な書類です。
書かれている内容が履行されない場合には企業側に不利になってしまいます。

悪徳石材店であれば、こういった書類は自分たちの首を絞める物なので、出し渋ります。
そういった反応から悪徳かそうでないかを見極める事が出来るのです。

まとめ

今回は悪徳石材店の手口についてお話してきました。

高額なお買い物故に、こういった悪徳な企業がいるのも事実なのです。
お客の心理を悪用したやり方に皆さんが騙されないために、手口を知り、対策を講じることが大切なのです。

今回紹介した内容を実践して、信頼できる石材店を見つけてくださいね!

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