亡くなってから墓石ができるまでの流れについて【墓石ナビお役立ちコラム】

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亡くなってから墓石ができるまで

お墓とは人が亡くなった後、お骨を納める場所ですよね?
ご家庭によっては代々のお墓を持っていたり、色々な理由からお墓を持っていない方もいらっしゃるかもしれません。
もし、お墓を現在持っていない場合、亡くなった後にお墓を建てるとなるといったいどれくらいの期間がかかってしまうのか知っておくことで焦らず準備する事が出来ますよね?
お墓を建てるタイミングはとても重要で、ご家族がなくなった後であればそれは尚更です。

そこで今回は、亡くなってからお墓が出来上がるまでの流れと建立するべきタイミングについてご紹介していきたいと思います。皆さんのご参考になりましたら幸いです。

1.亡くなってから墓石が出来るまで

ここでご紹介するのは、ご家族がなくなった後にお墓を建てる場合の流れについてです。
前もって準備しておくに越したことはありませが、急きょ必要になってしまう場合もあると思います。

墓石が出来上がるまでの重要なポイントは以下の通りです。

  • 墓所探し
  • 石材店との打ち合わせ
  • 火葬後の仏様(お骨)の所在
  • 建立完了までの期間

以上のポイントを一つずつ見ていきましょう!

お墓を建てるための墓所を探す

お墓は墓石を買っただけでは建立する事が出来ず、お墓を建てるための場所“墓所”が必要となります。
元々墓所を持っているご家系である場合は問題ありませんが、そうでない場合も多いと思います。
ご家族が亡くなられたときに墓所を持っていなければ、まずは墓所を探すところから始めます。
近くの霊園等に赴いて、墓地タイプや広さから希望の墓所を検討します。
無事に墓所が決定しましたら、次は墓石の内容について決めていきます。

石材店との綿密な打ち合わせが必要

墓所が無事に決定したら、次は墓石を決めることが必要になります。
お墓を建立するにあたって、石材店と打合せを行う事はとても重要です。
ご家族が無くなってからお墓を建てるとなると、時間的猶予も限られてきますし、ご家族も焦燥感に駆られてしまいますよね?
しかし、そういう時だからこそ焦って石材や施工業者を決めてしまってはいけないのです。
急いで墓石を探していることは業者には見てわかってしまい、粗悪なものを高額で売りつけられてしまうと言ったケースも起きているようです。
そうならないように、焦らずきちんと打ち合わせをする必要があるのです。

石材店と打合せする内容は「石の種類」「色」「工期」「金額」の4つです。
最初に相談するべきは「石の種類・色」についてです。
どんな石を用いてどのような形のお墓にするのか。色は何色が良いのかを業者がヒアリングして金額を見積もっていきます。
石の種類は数百種類あると言われているためここには時間がかかってしまうでしょう。

次に打合せすべきは「工期」です。
石の種類と色が決まった後は工事にどれくらいの期間を要するかの相談をします。
墓石工事自体にそこまで時間はかからないと言いますが、やはり2〜3ヶ月は必要になると思われます。
墓石は石を切り出して加工する手間が必要になるため、そういった一連の手間に時間がかかってしまいます。

火葬後の仏様(お骨)の所在は?

お墓が出来上がるまでに時間がかかってしまう事は前項でお話ししましたが、その間亡くなられた方のお骨はどうすればいいのか、悩みますよね?

一般的に、亡くなってから葬儀をし、火葬した後納骨する事になりますが、その際お墓が無ければ納骨する事は出来ません。
その間お骨を保管するのはご自宅かお寺、または霊園が決まっているのでありましたら霊園の納骨堂などに安置しておく事が出来ます。
“どこに置いておかなければならない”というルールは無いので、お近くに置いておきたいと思う方はご自宅でお墓の完成を待つ事が良いかと思われます。

建立完了までの期間

お墓を建てることが決まり、お骨を納める準備が出来たら、あとは納骨できる日を待つだけです。

お墓が建立完了するまで、最短でも2〜3か月かかるのでその間はお骨をご自宅や霊園で置いておく必要がありますが、工事期間が終了した後は無事に納骨して頂く事が出来ます。
最終的には、一周忌を目途に納骨をしたいと考える方が多いようで、焦って納骨するよりも時機を見てゆっくり納骨する方が、ご家族にとっても良いのかもしれません。

2.お墓を建てるタイミングとは?

ここでご紹介するのは、ご家族がなくなった後にお墓を建てる場合の流れについてです。
前もって準備しておくに越したことはありませが、急きょ必要になってしまう場合もあると思います。

お墓を建てるべきタイミングのポイントは以下の通りです。

  • 親またはご自身が還暦を迎えた時
  • デザイン墓を建てたい時
  • 亡くなった後にお墓を建てる

以上のポイントを一つずつ見ていきましょう!

親またはご自身が還暦を迎えた時が建て時?

お墓を建てるタイミングに厳密な決まりはないですが、いつ建てるかは重要なポイントです。
一般的に“還暦”という一つの節目をタイミングとしてお墓を建てるという事が多いようです。

現代において60歳はまだまだ健康な年齢ですが、これから未来のことを考えたときには体に不調をきたし始める年齢でもあります。
後に残るご家族は亡くなった後の葬儀や手続きに奔走することになるため、お墓のことを考えるにはとても手が足りないかもしれません。

そうならないために体がお元気の内にお墓を建ててしまうのは残される家族のためになるのです。
またお墓は相続税の対象外で相続の対象にはならないため、節税や税金対策になるとも言えます。

デザインに凝ってお墓を建てたい

生前にお墓を建てるという事で得られるメリットに「好みのデザインの墓石を建てられる」というものがあります。

お墓は色々なデザインを施すことができ、彫りや色も様々です。
亡くなった後にお墓を建てるとなるとご自身の好みに関係無く建立されるため、ご自身のお好きなデザインを盛り込みたい方は、早めに打合せをなさることをおすすめします。

亡くなった後にお墓を建てる

今回のテーマである「亡くなった後にお墓を建てる」ですが、こちらに関しては先述したとおり亡くなってからでもお墓を建てることはできます。
その際、焦らず業者と打合せをして墓石を決めることが重要になってきます。

先ほどもお話ししましたが、焦って墓石を決めてしまう事は悪徳な墓石業者の思うつぼです。
悪徳な会社はそういう方の足元を見て高額で品質の劣る商品を売りつけてくる場合があるのです。

お骨自体、すぐに納骨しなければいけないものではないので、落ち着いて信頼できる業者と綿密に計画を進めてください。

まとめ

今回は亡くなってから墓石が出来るまでの流れについてご紹介しました。

お墓というのはご家族が亡くならないとその必要性がわからない最たるものです。
しかし、亡くなってからでは焦ってしまう事になります。
そうならないために事前に相談だけでもしておくことが大事なのです。

ただ、予期せぬ事態やいきなり必要性が出来てしまう事もありますよね?
そういったときには焦って契約をするのではなくきちんとした業者と連携して時間をかけて決めていくことが重要だとお話ししました。
お墓の工事自体に2〜3か月ほどかかってしまうので、契約してすぐに完成するものでもないのです。

皆さんもいざという時に焦らないで良いように、生前に相談に行くか、ご家族とよく話し合って素敵なお墓を建立してくださいね!

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