薬研彫りとは?その意味を解説

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薬研彫りの意味

薬研彫りとは

薬研彫りは、お墓に文字を刻む際の刻み方の一つで、文字の凹みがV字になっている彫り方を指します。薬研彫りは、V字に彫ること陰影がしっかりとすき、文字が浮き出たように見えるのが特徴です。薬研は、薬剤師が漢方薬の薬の材料となるものを粉砕するための舟形でV字にくぼんだ形をしていることから薬研彫りという名前が付いています。薬研彫りは、鎌倉時代からよく使用されるようになっており、現在でもお墓や木の彫刻で良く見受けられます。ただ、薬研彫りを行うにはある程度の技術が必要であることと、手間がかかるという理由で金額も高くなるため、少しずつ需要が減ってきています。

文字は、直接人が書く場合もありますが、現在はパソコン上で文字を書き、字体や大きさなどを詳細に調節して作成することが多いです。パソコンで文字を作成すると、パソコンを彫刻用の機械に繋げることで、その文字をそのまま反映させて彫刻することができます。昔は全て彫り師が手で彫刻していましたが、機械彫りは文字と大きさを調節するだけで作成でき、彫る手間が省けますので、現在では殆どが機械彫りとなっています。彫り方も様々な種類がありますので、希望通りの彫り方を注文することができます。

一方で、古くから愛されている彫り方は、やはり手彫りです。薬研彫りも手彫りの手法の一つですが、機械で作る彫り方よりも味が出るため、長い時間が経った時、風格が漂う石となります。機械では出せない温かさや味わいがあるため、どうしても手彫りのお墓にしたいという人はいるようです。ただ、手彫り出来る彫り師が激減しており、それを受け継いで後世へ伝える道がどんどん狭まっているのが問題となっています。

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