公園墓地とは？その意味を解説

公園墓地とは

公園墓地は、お墓が並んでいるだけではなく、まるで公園のようにお花やベンチ、広場などがある墓地のことを言います。墓地にお参りに来る人も、全く関係のない人も、公園のように使用することができます。以前までは、墓地はお参りだけに訪れるためのものでしたが、現在は墓地の形が代わり、親しみやすい雰囲気の墓地が増えてきています。

特徴について

公園墓地は、公営墓地のように墓地を買いたい人に条件がもうけられていないことです。宗派も自由で良く、なくても問題ありません。また、区画や墓石のデザインなども自由に選択することが可能な雰囲気ですので、好きなお墓を作りたい人にとっては良い墓地です。墓地に併設された駐車場などの施設も充実しており、利用しやすいところが利点です。緑豊かで雰囲気も良く、故人を思って気持ちの良い空間にいてほしいと思う人にとってはとても良い墓地とされています。

公園墓地の注意点

公園墓地は敷地が非常に広いため、お参りをするために沢山歩かなければならない可能性もあります。また、ガーデニング霊園とは異なり、公園墓地は広い土地が墓地として使われているため、郊外にあることが多いところも難点です。境内墓地よりは永代使用料が安く設定されてはいますが、区画が広いため、その分墓石の工事料金や管理使用料が高くなる傾向があります。公園墓地は好きなようにお墓が作れるのが長所ではりますが、民営の公園墓地の場合は、石材店が指定されていることが多いので気を付ける必要があります。
公園墓地は、運営している先によって雰囲気が大きく異なるため、どこにするか決める場合は、実際に足を運んで雰囲気を確かめるのが賢明です。