その昔、飼っていたペットが亡くなったときには、自宅の庭に埋めるのが普通でした。 現在の日本の法律では、人間の土葬は認められていませんが、ペットの土葬は何ら問題はありません。 ペットを自宅で土葬したあと、その上に木の苗などを植えて、成長して行く木をペットのお墓代わりにしている、ということもありました。
しかし最近では、人間のお墓のようにペットのお墓というものがあります。 しかも、ちゃんとしたペットのお墓、ペット霊園なるものがあるのです。 このペットのお墓ですが、運営母体は大きく分けて3つあります。
特に地方の寺院に多いのですが、最近では檀家さんの数が減少傾向にあります。 それに伴い、墓地の敷地にも空きが目立つようになってきました。 墓地の管理料を大きな収益の柱としている寺院にとっては、結構なダメージです。 そこで寺院が注目したのが、ペットのお墓です。
葬儀会社が執り行うのは、人間の葬儀だけではありません。 最近では、ペットの葬儀も行ってくれるのです。 しかも、ちゃんとお坊さんが来てお経まであげてくれるというのですから、非常に本格的なものです。
最近増えてきているのが、この形態です。 昨今、ペットブームはさらに加速をしております。 アニマルセラピーという言葉があるように、ペットを癒しの対象としてみている人も、決して少なくはありません。 最近では、自宅で家族同然の扱いをしている人も多いのです。 それをビジネスチャンスと見たのが、この種類の業者です。
では、このようなペットのお墓では、どのようなサービスを提供しているのでしょうか。 次はそれを見てみましょう。
もちろん、普通に焚き火のようなところで焼いても構わないのですが、そうなると匂いが相当きついものがあります。 そのため、住宅地などではなかなか火葬がしにくいものです。 業者によっては、移動式の焼き場を設けているところもあります。 業者によっては、この設備を持っておらず、火葬してくれないところもありますので、そういった場合には、別途火葬をしてくれる業者を探す必要があります。 あまりに大型のペットの場合には、そのままの状態では火葬を受けてくれない場合もありますので、注意しましょう。
もっともお金がかかるのがこのパターンです。 扱いからすれば、人間と遜色はありません。
専用のお墓に納骨するとなりますと、お金がかかってしまいますが、合同の納骨堂の場合でしたら、無料というところもあります。
供養塔の場合には、共同で納骨をすることが多いので、無料のケースが多いです。
料金に関しては、業者によっても異なりますし、火葬料金にいたっては、ペットの大きさによっても異なります。 不明な点があれば、積極的に問い合わせをしましょう。
北海道・東北 |
|
関東 |
|
甲信越・北陸 |
|
東海 |
|
関西 |
|
中国・四国 |
|
九州 |