管理費とは、簡単に言えば、墓地の共有スペースの管理をするために支払う費用です。マンションやアパートなどを購入したり借りたりするときに、管理費がかかる場合があります。
これは、廊下や玄関スペースの清掃や電灯、外観の塗装など、共有スペースの管理をするために支払う費用です。
墓地の場合も考え方はこれと全く同じです。
墓地の中で自分の区画は、自分達で清掃を行うなど個人で管理をしなければいけませんが、それ以外のスペースに関しては、この管理費の中から負担されるのです。
では、この費用はどのようなことに使用されるのでしょうか。
墓地によって用途はさまざまですが、主な用途としては、水道場所などの清掃やメンテナンス、休憩所の設置や管理、緑地の手入れ、参道の整備などに使用されています。
永代使用権を取得するときなどに、使用規則の説明が行われます。
このときに、管理に関する料金や使途になどの説明が行われることが多いです。
もし、疑問に思うようなことがあれば、説明を受けるときに質問をすると良いでしょう。
次に、この費用は払い続けなければいけないものか、ということですが、まず、最初の支払いはいつになるのか、ということから説明します。
最初の支払いは、墓石の工事が完了したときや納骨のときではありません。
支払いは、永代使用料を支払い、契約を交わしたときから発生するのです。そして、基本的にお墓がその墓地にある限り払い続けることになります。
支払いが滞ってしまうと、永代使用権が取り消されるということもあります。支払いに関するルールも使用規則に記載されていることが多いので、よく確認しておきましょう。
管理料金は、公営墓地と民営墓地によって支払う料金や支払い方法が異なります。
公営墓地のほうが民営墓地よりも料金は安いと言われています。無理なく支払うことができる料金なのか事前に確認しておくと良いでしょう。
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